【ONZE】で五感が喜ぶ鳥取県産尽くしのコースを…
こんにちは!山陰スイーツです。
今回は鳥取県米子市安部にある【ONZE】さんへ。
ダイニング2席の完全予約制隠れ家レストランです。
ほとんどの食材は鳥取県産、特に野菜に関してはオーナーが自ら大山町へ収穫へ行っておられ、地元の食材に精通したお店です。
メニューはその時々でオーナーが考えるのでいつも違うメニューを楽しめるとのこと。
一体どんな絶品料理が出てくるのか…期待に胸膨らませて行ってきました!
アクセス
外観・内観
店内には4人掛けのテーブルが2つ。心地よい音楽、あたたかみのある木のテーブルで落ち着いた雰囲気です。 ランチは2組、ディナーは1組限定です。プライベート感があるのでゆっくりお食事を楽しめます。
シャルキュトリー、ポタージュ、魚料理
今回はランチで5,500円(税込)のコースを頼みました。
コースの内容は
・シャルキュトリー
・ポタージュ
・魚料理
・肉料理
・デザート
・アフタードリンク
それでは詳しい食レポを!
○シャルキュトリー
菜の花、ピスタチオ、レンコンのパテ
鳥取県産豚ロース
リュエット
一番のお気に入りはリュエット。甘くて口の中でとろけるんです。全粒粉のパンとよく合います。
ONZEさんの名物「粒マスタード」がさらに美味しさを引き立てていました。
○白カブのポタージュ
かぶの優しい甘さを感じるなめらかポタージュ。上に乗せられた小さな白カブと花びらがかわいいです。
○境港産真鯛のブレゼ
大根(ゆずと白味噌のソース入り)、菜の花、金柑
ブールブランソース 真鯛のエキスと白ワインのソース
ふわふわに焼かれた境港産真鯛は、淡白な味と同時に旨味を感じます。
添えられた野菜がアクセントになる優しい一皿です。
肉料理、デザート、アフタードリンク
○若桜町鹿肉のロース ジビエ
オーガニック野菜、黒オリーブ
ポアングラードソース 胡椒のソース
鹿肉の特徴はまるで高級牛肉の赤身のような旨味とジューシーさ。 お肉自体にクセはほとんどなく、どちらかというと淡白な味わいと言われています。
口の中に入れると...やっぱり柔らかい!でも牛とは違って溶けてなくならず、噛むほどに旨味が口いっぱいに広がります。
これぞ若桜町の鹿肉です🦌
黒胡椒のソースでさらに旨味アップ。オリーブで風味を変えればさらに違う美味しさが出てきます。
お野菜も綺麗に並べられており芸術品の域です。
○チーズテリーヌ(白バラ牛乳使用)
キャラメリゼしたりんご、タルト生地、チャイのジェラート
ホワイトチョコレートをパウダーにしたもの
花粉を固めたもの
テリーヌは舌触りなめらかで濃厚と思いきや、酸味がきいているのでさっぱりめです。食後にちょうどよいですね。
チャイジェラートのスパイス加減が最高でとっても美味しいです。あらゆるチャイを巡っているわたしでも思わず「うまっ」となっちゃいました。ちなみに米子でブレンドされたチャイとのことです。
花粉はミツバチの脚についたものを集めて固めたもので、見かけはナッツのよう。ほんのり蜜の味がして美味でした。
まとめ こんな人におすすめなお店でした。
プライベートな空間で食べる早さに合わせて出来立ての料理が提供され、とても優雅な時間を過ごすことができました。
どの一皿も手が込んでいて美しく、目でも舌でも楽しめます。五感が喜ぶこと間違いなし。
メニューは毎回その時々で変わりますが、常連さんになるとメニューをがらっと変えるそうです。ぜひ常連さんになりたいですね。
やはり驚いたのがほとんどの食材が鳥取県産なこと、特に野菜はオーナー自ら大山町で収穫されていることです。使う量だけ収穫してフレッシュなものを提供し、フードロス削減にも気を遣っておられるそう。
オーナーの優しさ、鳥取県産への想いが伝わる素敵なレストランでした。
プライベートな素敵空間で、五感が喜ぶ絶品コースを堪能してみてはどうでしょうか。
店舗情報
ONZE
〒683-0846 鳥取県米子市安倍172-2
【ランチ】11:30〜2組
【ディナー】18:00〜1組
【定休日】火曜日