倉吉市関金町で ご夫婦で営む本格洋食レストラン『サテンドール』
今回お邪魔したのは鉄道マニアのメッカ・竹林が美しくInstagram映えする
倉吉市関金町の旧国鉄倉吉線廃線跡すぐ近くの『サテンドール』さんに行ってきました。
倉吉市の中でも山のほうに位置するお店は元は診療所だった建物を
本格洋食レストランとして開業され県外からもお客様が来ると言うお店を
紹介させて頂きます。
アクセス
外観・内観
音楽好きなオーナシェフが時間のある時は楽器を持ち歌を歌われるそうで ギター・ドラム・マイク等置いてあり壁にはエルビスプレスリーの写真がレトロさを感じます。 席は4人席が3卓、2人席が3卓とゆったりとお食事が出来る配置で 「夫婦でやるレストランはこれが限界です」とのことでした。
シェフのおすすめランチコース(3,800円)
前菜:スモークチキンのサラダ
僕も燻製専門店を営んでいるのでどんなスモークチキンが出てくるのか非常に興味がありワクワクしながら食べたらビックリ、丁度いいスモーク加減で美味しく前菜をいただきました。
スープ:鳥と野菜のカレー風味
お料理の説明でカレー風味のスープと聞き・・・えっカレー?と思いましたがカレーの使い方が絶妙!野菜のうま味・甘味をしっかり残しカレーとのマッチングが非常に良かったと思いました。
メイン:鳥取和牛の赤ワイン煮込み
時間をかけて煮込んだ和牛に、2週間かけて作った野菜のうま味、肉のうま味を凝縮したソースは素晴らしいの一言でした。
ビールのシャーベット:
これも自家製、食後に口の中がさっぱりとなり最高のランチタイムを過ごさせて頂きました。
まとめ こんな人におすすめなお店でした。
これから寒さも増していく中、ご夫婦の二人三脚の味が、優しく素材の味を引き立てるお料理。
週一回の定休日には鳥取県中から素材の仕入れ、年中休みなしで作る洋食、僕も勉強させて頂きました。
県外からもサテンドールファンが訪れるお店です。
是非、シェフ歴65年の経験を活かしたスープ・ソースや、県内の食材を使った
洋食を、県内外の皆さんにも味わって頂きたいお店でした。
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追伸 店主のひとりごと
僕の仕事は、人が口にするものを作る事
色々便利に、また合理的になっても、
手間を惜しまず 人のぬくもりが伝わるような料理を作りたい
と 考えています。
昔、ソースは調理人の命と言われたものです。
子牛の骨を焼き、野菜を加え煮詰めてフォンをとる。
ワインとバターで作る、とろりとしたソース。
野菜や肉、鶏ガラ等をコトコトと煮つめ、
約2週間で出来あがるデミグラスソース。
これらのソースを、農家や養殖場で
分けてもらった野菜や魚
また 地元の肉などと合わせて、召し上がっていただく。
・・・というのが僕の作るサテンドールの味です。
店舗情報
サテンドール
〒682-0422 鳥取県倉吉市関金町堀1748−2
【ランチ】11:30~14:30 (ラストオーダー13:30)
【ディナー】完全予約制 18:00~21:00
【定休日】月曜日