イノシシの肉も骨も味わい尽くす!【ジビエ×ラーメン】~くつろぎ亭ひこべえ~
お昼は食堂、夜は居酒屋さんの「ひこべえ」
気兼ねなく入れるこのお店は、
42年間、地元住民のお腹と心を満足させてきました。
そんなお店でひそかに人気となっているのが
今回ご紹介する【イノシシラーメン】です。
「青山剛昌ふるさと館」から車で約10分、
「山陰自動車道」を降りて5分程度の場所にあってアクセス良好です。
アクセス
イノシシラーメン
スープはパンチが利いた濃厚な味わいなのに、意外にあっさり。
ほんのりとした甘さが口に広がり、ちぢれ麺によく絡みます。
「イノシシの骨と野菜などを20時間以上煮込んでいます。
もう何も残らないんじゃないかというくらい、うまみを取り出していますよ(笑)」
と冗談交じりに話すのは元洋食シェフの社長。
ブイヨンと同じようにスープを丁寧に仕込んでいるそうです。
色からもわかる通り、トンコツ系というよりは、牛骨系のスープですが、
牛骨よりも味わいが深くいろんなうまみが複雑に絡み合います。
麺の上に乗っかっているのは、塩コショウで味付けして焼いたイノシシ肉。
イノシシそのもののおいしさを味わってもよし、スープに絡めて楽しんでもよし。
柔らかく、ワイルドな味わい。
臭みは全くなく、脂が軽くて胃もたれしないので、
ジビエをカジュアルに楽しめます。
「なんでこんなに柔らかいの?」と聞くと
「私の料理の腕と肉屋の技術だな」と笑顔で答える社長。
実は、地元のイノシシ専門肉屋「日本猪牧場」から直接仕入れているのだそう。
猪牧場はイノシシ一筋60年の老舗。
【イノシシラーメンは肉屋と料理人の熟練技術の合作】
とも言えるかもしれないですね。
イノシシの肉も骨も、余すところなく味わい尽くせるオススメの一品です。
まとめ こんな人におすすめなお店でした。
イノシシラーメン以外にも、
地元でとれた海鮮やお肉を使った料理などがあり、メニューも豊富でした。
実は、私と一緒に店を訪れた夫は
日替わり定食とビールをオーダー。
お互い食べたいものをオーダーし
カップルでシェアできるのも魅力ポイントです。
夜は居酒屋さんになる「ひこべえ」
家族連れも多いため、夜でもお子様ランチが用意されているとか。
いろんな料理をあてに、
冷えたグラスに注がれたビールを楽しみながら晩酌。
そして最後の〆にイノシシラーメン!
夜はこのコースがテッパンかもしれません。